みなさまこんにちは。
梅雨が明け、本格的な夏を迎えました。連日の厳しい暑さに加え、夜も熱帯夜が続く時期です。どうぞお身体には十分お気をつけてお過ごしください。
さて今回は、思い出の欄間や建具を活かして製作した、リメイク引戸建具についてご紹介したいと思います。
このたび、お客様が大切に保管されていた4枚をひとつにつなぎ、1枚の建具としてリメイクしたいというご依頼をいただきました。設置場所は、リビングと廊下とを仕切る開口部です。
お客様との打ち合わせ後、製作・施工にあたっては、既存の壁面に設置されている電気スイッチとコンセントを従来どおり使用できるよう考慮しました。そのため、スイッチ部分をまたぐ形で開閉可能な木枠を延長する設計としています。また、建具はできるだけ軽量に仕上げるとともに、リビングと廊下双方の明るさを損なわないよう、安全性も考慮し、表面には透明アクリル板を採用しています。
思い出の詰まった欄間や建具が、新たな役割を持つ引戸として生まれ変わり、いつでも美しい組子細工を眺められる空間となりました。お客様だけの、世界に一つの建具に仕上がったのではないでしょうか。






